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Spa Resort Hawaiians

REPORT 01 | Spa Resort Hawaiians

スピーカー増設でしのいできた旧システム、

新システム導入による、そのビフォー&アフター

 

映画フラガールで話題になったスパリゾートハワイアンズ、ポリネシアンショーのショーステージのリニューアル工事が行われました。観客席の増設に伴うスピーカーシステムのリニューアルについてのレポートします。

スピーカーを増設してしのいできた旧システム

このステージで最も古いのは、14年前の改修で設置した2ボックス/3ウェイタイプのものでした。9年前に難破船を設置したとき、同じスピーカーを増設するという変則的な仕様になっていたため、1F中央付近を除けば客席全体で音圧や音質に不満な箇所があり、また明瞭度が足りないといった問題がありました。また2年前に2Fデッキを増設したときも、サテライトスピーカを数多く増設してサービスエリアを拡大してきました。そこで今回の改修ではメインスピーカーを全面的に見直すことになりました。上手・下手のスピーカーで会場全体をカバーすること、1F、2Fの観客席全体で音質を向上し、聴取レベルを均一化することを目指し、ラインアレイが選ばれました。

QSC ILAシリーズー広い水平指向性とコストパフォーマンス

設置位置に制約がある中で客席全体をカバーするため、QSC社のILAシリーズが選ばれました。水平方向に140度という広い指向性が決め手です。この広い水平指向性によって、平面上で中心軸を決めればオーディエンスエリア全体をカバーするよう設定することができます。さらにQSC社のシュミレーションソフトを使い、垂直方向の指向性からラインアレイモジュールを6本使用することに決定しました。音圧レベルをできるだけ均一にカバーするために最適な本数です。ILAシリーズは比較的リーズナブルなため、特に台数が多いラインアレイでよく問題になるコストの削減にも貢献しました。

実際の現場の設置状況及び評価

実際にスピーカーが設置されたのは、上手が難破船のマストの根元部分、下手が擬似岩の内部です。ラインアレイ6本の吊り元高さは約5mで、ウーファーはアレイの脇に2段スタックして設置されています。2F客席最後部までの距離は約30m、1Fの最近部までが約8mです。若干内側に向けることにより全客席をカバーすることができました。ドライブ方法は3ウェイ+サブウーハーの4ウェイで、パワーアンプはラインアレイ用にQSC社のPL325/340を計6台追加しました。クリアーで存在感のある音質が全座席で再生でき、目標通りの均一化を実現することができました。

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